【Home】
曲:YJ
詞:mic
【YJ】

アメリカンロック調なギターバックにとてもさわやかなメロディーとマザーライクな哀愁漂う(?)歌詞を
じっくりコトコト煮込んで灰汁をとりましたって感じで融合させた、ミディアムスローなナンバー。

メロディーは出来たものの、さてどうやって味付けしていこう?と非常に頭を悩ませた曲でもある。
アコースティックでコードを刻み、鍵盤でメロを落としたバックを永遠とループさせながら、
ただひたすらにギターを垂れ流し状態で弾いているうちに決まったのがこのギターフレーズだ。
しかしギターを入れた時点でイメージは確固たるものになったため、そこからの展開は非常に早かった。
Liveで先にお披露目となった曲だけどリスナーからのアンケートやメール、BBSでの感想意見では抜群にウケが良かったのは嬉しかったなぁ。

詞はmic姐に「愛、それもとても大きなマザーライクな愛」をテーマに依頼し、
非常に暖かく爽やかな詞となった。

ボトムラインに関してはLiveまではJ23にお任せだったが、レコーディングで思いっきり色々注文して
2日がかりでガラッと変わってこんなんなりました!(爆)
Topのスライドフレーズ、ギターとのユニゾンパターンキメの遊びフレーズ、全て気に入ってる。
おかげで彼の指はレコーディングの後、水ぶくれ状態だったけど.....。
J23本人は「こんなの絶対LIVEではできん!」とも言ってたなぁ。。。
特訓だ!


ギター録音に使った機材は以下の通り。
・ギター:B.C.Rich-Mockin' Bird NT(歪み)
     中国製昇り竜ギター(クリーン)
・エフェクター:RAT、Alesis-3630compressor、BOSS-DD3
・アンプ:Marshall-MS2


Dr.パターンに関しては、ノスタルジア、PINK STRAWBERRY、Wednesday Windと同様に
BOSS Dr-550 MkU


【J23】

まいどです。

さて、今回のレコーディングは前作「夜明けを待っている」にくらべると結構(かなり)大変だった。
基本的なラインについてはLIVEまでにできあがっていたのだがYJも書いているようにレコーディング当日で
弾き方を変えたりフレーズをいじったりで。。。
今回UPしている部分には入っていない微妙な味付けなんかもあるのでいつの日か聴いてもらえればと思う。
ま、突然の注文にもすぐ応えられるよう日々の練習を大切にせねば。

鍵盤についてはかなりシンプルになってしまいました。
曲のイメージから音色は最初からストリングス系(弦楽四重奏)だなーとは思っていたんだけど機材の関係上
100%納得のいく音色にはならなかった。(っていうかシンセサイザーでほんとの生楽器の音なんて出ません。)
あとフレーズについても今後の研究課題ですね。

水ぶくれはおかげさまで数日で治りました。

使用機材は以下の通り。
・Bass RockoonRB64(シャア専用)
・鍵盤 Roland D-70+KAWAI G-mega(音源)


【mic】

またまた歌詞作りに挑戦です。近頃前向きだわ。
YJからメロディーを送ってもらった時点では「歌詞みんなで考えようか?」って空気だったんだけど、
テーマをもらった後で何度も聴いてるうちに『自分で考えてみたいなぁ』と思ったような気がします。

「マザーライクな愛」ってどんなものだろう・・・しばらく考えて思い浮かんだのは「故郷(Home)」でした。
いつでも出て行けて好きなときに帰って来られる場所、送り出してくれて迎え入れてくれる人、懐かしい記憶。
そのすべてがHomeなんだろうなと。
”Home”って仮タイトルにしてたんだけど、歌詞のイメージが湧き始めると他のタイトルは考えられなくなってしまいました。

面白かったのは歌詞を考えてる間と出来上がったあとで自分の心境に変化があったこと。
始めは「旅立ちを見送る母の気持ち」でしたが、最後は「旅立つ子供の気持ち」に移行してました。
無性に旅に出たくなるときがあるからかなぁ。それも実現難しそうな無茶な旅。(内容はナイショ)

ある程度歌詞が出来上がったあとの調整はYJに手伝ってもらいました。
自分の歌詞は字足らずで、なんか間延びする自覚があったので。
さすがメロディーメーカーと言いましょう。
言葉を少し足すことで、歌い回しが鮮やかに変わるのに感心しました。

歌は最初とても苦労しました。
自分の持ってる音域より気持ち高いKey設定だったのです。
あんまり音域広くないのでどうしよ!?って感じでしたが、あえてそのKeyにチャレンジしてみたいとも思いました。
慣れてくるとギターと一緒に歌ってるような気がして安心できるんです。ツインリードみたいでしょ?

ライヴに向けて長い間試行錯誤するうちに少しずつ歌い方が固まったので、レコーディングはあっけないほど早く終わりました。
レコーディングに対する慣れとスタジオ練習の成果なのかな。嬉しい出来事でした。

それにしても楽器陣の指先は大変だよなぁ。痛そうでしたよ〜。



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