【Brand New】
曲:YJ
詞:YJ

【YJ】

祝!Myバイクお帰り記念!と言った感じで造った曲。
詞に関してはそれ以上のコメントは致しません。
2003年秋に一度UPしようとした曲だけど、俺の海外遠征等色々有って
ようやくこの2004年の年始に完成!

しかしこの曲、9月のLIVE直前に作り上げたのだが新たなTRIUNITYの可能性/方向性を盛り込んだナンバーである。
もっと言えばmic姐の可能性を引き出すための作戦その1みたいなものだ。
と言うのは、ROCKの要素たっぷりなオケに対して、どうやって彼女の声、歌い方、雰囲気を乗せていくかを
考えて造った非常に実験的要素の強い曲であるからだ。
mic姐はその声質、歌いまわし、雰囲気、ステージ、全てが”綺麗過ぎ”るが故に
彼女のヴォーカルスタイルにROCKをはめ込むのは非常に難しい。
そのままではまず一楽曲としては、無味無臭でつまらないものとなってしまう。
そこでROCKなバックとKey、コード進行に、POPでキャッチ-なメロを乗せることで彼女のヴォーカルスタイルを崩さず、
ジャンルを融合させることにチャレンジしてみた。
バックは熱く、ヴォーカルはクールに!って感じのR&R。
そしてこの曲造りのスタイルを今後さらに追及していき、新たな”TRIUNITYらしさ”をイメージできるような
他とはクォリティーの異なる楽曲のクリエイトパターンを完成させたいと考えている。

ボトムラインは基本はJ23にお任せでキメだけあわせてもらった感じ。
Live直前に創った曲だったからスタジオで一発あわせって感じだったしね。
もちろん今回も厳し〜い注文は呑んでもらったけど.....。

で、冒頭に述べたようにこの時点で実は一度UPしようとしたのだが、なにか足りない!
スパイスが欲しい!
って事で一時web上の作業を中断し、2003年末、とある国より帰国してから急遽、
シンセで効果音を追加して全体に味付けをすることにした。
わずか1時間足らずでJ23の鍵盤フレーズの収録は終わった。

ギターフレーズは聴いての通りボトルネック奏法がメインとなっており、
チューニングはオープンA。
音創りに関してはは5150直結という非常にシンプルな構成。


ギター録音に使った機材は以下の通り。
・ギター:B.C.Rich-Mockin' Bird (黒)
・エフェクター:無し
・アンプ:PEAVEY 5150

Dr.パターンに関しては、安物キーボードのリズムパターンと
Dr-550 MkUで造ったシンプルなデータをMIDIで組み合わせて発音してみた。

また曲中に効果音として入ってるエキゾーストノイズ、これこそ自慢の我が(ぶらんにゅ〜)マッシ〜ンの音!
マフラーのすぐ真上にマイクロカセットレコーダーを縛りつけた状態で、近所を2〜3周走らせながらとりました!
後はその音にPan(右⇔左)効果とFade-in/outで味付けを施したもの。
いかがかな〜?


【J23】

はいまいどです。

今回もベースのRecは結構苦労しました。
音色はそうでもなかったんだけどLiveの音源と聞き比べると
結構変わってますね。
リズムは基本的にシャッフルっぽいんだけど後半になると
指が疲れて?リズムがもたってしまい、何度か録り直しました。
筋トレが足りないようです。

で、シンセサイザーのほうですがこちらはYJからの指示が
「サイケな音であまりメロディーを意識しない効果音的なフレーズ」
「ゲームの音みたいな感じ」だったので今回はあえてとっても旧式の
シンセサイザー(1983年製)で作ってみました。
いわゆるアナログシンセサイザーぽいマシンでつまみでテキトーに音作りが
できてしまう、とっても素敵な楽器です。

思えば高校生のころ初めてバンドしたときに使ったのがこれだったなぁ。。。

今回の機材は以下の通り。
Bass:Rockoon RB64(シャア専用)
Keyboard:Roland JX-3P


【mic】

2003年9月ライヴに演奏するカヴァー曲に悩み抜いた挙句、
「悩む時間が有ったら作っちまえ!」と思った某メンバーが衝動的に作っちゃった曲なのです。
”勢い”って楽しいね♪

バイクに乗ったことが無いので、自分の車に乗ってるところを想像しながら歌ってました。
・・・自分の車ね。ライヴの時期は猛暑だったなぁ。
車のくせにクーラーが壊れてたので、窓全開で走ると気持ち良いところがバイクと似てた気がします。(展開が強引か?)
長時間ひとりでドライヴしつつ鼻歌で練習した歌でした。

ギター聴きながら歌ってると、見慣れた道がアメリカ横断道路に見えてくるから不思議。(行ったこと無いけど)
それなのにシンセサイザーで効果音入れた途端、チープなSF娯楽サウンドっぽくなってきたから摩訶不思議。
(マーズアタックと言うか、ビット数少なげなゲームとでも言いましょうか)
この一筋縄でいかない感じがTRIUNITYらしさなのかも知れません。
シンセサイザーのレコーディング中は笑いが絶えなくて楽しかったですよ。


ヴォーカリストとしては大きな壁に当たって苦しんでいた時期でした。
『ROCK好きのくせに歌がおとなしい』っていう、ROCKを歌いたいヴォーカリストとしては致命的な壁です。
歌い方がクールなのかシャイなのか素っ気ないのか・・・
本人はとても楽しんで歌ってるつもりなだけに、どうしたものかと悩んでいました。
今もって解決はできてないのだけど、プロデューサーがいろいろ策を練ってくれているので感謝しています。(謝謝)

とってもROCKでかっこいいギター&ベース、アナログ万歳!なシンセサイザーの音。
その上にちゃっかり乗っかった呑気な歌を楽しんでいただけたらと思います。

歌のレコーディングで一番時間を使ってしまった部分が、
明るく楽しく可愛いげに言わねばならぬ ”Yeah!” だったっちゅーのは是非ナイショにしたいところだ・・・

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