2002.5.4〜5 TRIUNITY強化合宿in吾川スカイパーク レポート

「わーい、合宿♪」などと浮かれていてはいけません。

バンド合宿って言えば、寝起きを共にし・同じお釜のご飯を食べ・夜は宴会ぢゃ!!
の懇親会コースを想像される方も多いのではないでしょうか。(実は私もちょっと思っていた)

1泊2日・24時間使用できるスタジオ・・・時間はたくさんあると思いがちです。

しかし。

合宿所に来るまでに8時間・帰宅に8時間(移動に16時間!)のロングドライブを考えると、
有意義に過ごせる時間はかなり限られていることに気づいておののいたりするわけです。
睡眠時間もある程度確保しないと無事おうちに帰れないかもしれないし。

そういうわけで短時間集中型スパルタ合宿になったので、内容についてレポートしてみましょう。
言っとくけど長くなりそうだぞ。



今回の合宿最大の目的は、TRIUNITY初のオリジナル曲となる「ノスタルジア」歌の特訓&キーボードフレーズ作り。

YJ作「ノスタルジア」の骨組みは4月初旬すでにできあがっていました。
ギターとドラムはYJによってあらかじめ録音されており、J23初挑戦のベース録りも終わった状態で合宿へのぞみました。

一番ネックとなったのはボーカル(スミマセン!)。
歌詞も完全には固まっておらず、言葉を探すのと歌い方を模索するのに費やした時間は長かった・・・。

まずはとりあえず歌ってみる。
「音の動きはこれで良いかね?」という歌メロの確認です。
割と細かく決めておかないと録音する段階になって声に迷いが出てきてしまうので、あなどれない重要な作業です。

次にYJの頭の中にあるイメージを伝えてもらいながら歌ってみる。
「ここはこういう状況だからこんな雰囲気で歌ってほしい」と歌詞の内容に合った歌唱指導をしてもらいます。
これが結構難しい。
イメージを理解できても表現することができない。大苦戦の一番の原因はこれでした。
イメージと表現のギャップを埋めていくために、歌っては指導を受けるということを果てしなく繰り返します。
終わりが見えないまま時間が刻々と過ぎていきました。

このまま続けても煮詰まってしまうだけなので、ある程度歌い方が固まったフレーズから簡易録音を始めることにしました。
歌い方そのものや雰囲気を客観的にチェックすることができるため、改善ポイントを明確にするには良い方法です。
「こんなんじゃアカン!」と「結構イケてるやん・・・」をはっきりさせておかないと、
どこを直してどこを現行どおりやっていくのか分からなくなって途方に暮れてしまいます(私の場合)。
程よい緊張感もよみがえるし、澱みそうな気分をリフレッシュさせるのにも有効でした。

録音しては聴くことを繰り返しながら出来上がった20分足らずのカセットテープには、
YJのイメージと私の表現のギャップが少しずつ埋まっていく過程が分かりやすく残っていました。
これによって最終的な歌い方が決定し、後日行うレコーディングに向けての練習が迷うことなくできるようになったわけです。

最後残ったのは歌詞の調整。
字数や韻の合う理想的な言葉が見つからず、YJと私はだだっ広いスタジオの床に座り込み無言で頭を抱えてしまいました。
独り言のように歌詞をつぶやいては黙り込み、時々唸りつつ悩むこと1時間。
「次回のレコーディングまでに考えよっか・・・」
あきらめかけたついでにYJがふと口にした言葉がメロディーにぴったり嵌り、めでたくすべての歌詞がつながったのでした。


ここでとりあえず夕食タイムです。
部屋に戻り、テレビなんか見つつ夕食を取りました。ワインも飲んじゃった。
でもまだ後があるので休憩もそこそこにスタジオへ。


ここからはJ23のキーボード地獄の特訓をお送りいたします。
ただレポーターのmicはここからちょっと酔っ払いだったので上手にお伝えできるかどうかは不明です。

最初の音出しから歌の特訓が終わるまでの約5時間。
J23はスタジオ横の休憩スペースでキーボードのフレーズを考えていて、スタジオにはほとんど顔を出しませんでした。
それはそれは長く孤独な作業だったと思われます。
できあがったフレーズを聴いてコメントするはずの相手は、2人ともスタジオの中で煮詰まってるんですから(涙)。

そんなわけでJ23は図らずもたっぷり練習しているはず(!)なので、ちょっと練習いきなり録音しつつ聴いてみることにしました。
良いフレーズは即採用というプロデューサーの方針です。



課題曲でのキーボードの難しいところは、フレーズはもちろん他の楽器とのバランスでした。
コードというよりメロディーでギターの間を縫っていくようなイメージ。音数は多くなくても高度なセンスが要求されます。
何度か弾いてみて無理そうだったところは後日レコーディングにまわして、今日中に録音できそうなところを押さえていくことにしました。

約2時間がんばって何箇所かのレコーディングが無事終わり、J23が地獄の苦しみからやっと開放される時がやってきました。
日付はすでに変わっていました。



micの歌の特訓5時間、J23のキーボード録音2時間、YJのプロデュース時間は実に7時間!
いやー、おつかれ!!


今回の合宿の目的は果たしました。
あとは遊ぶしかないでしょ!?
ここからはこじんまりとお楽しみセッションの時間です。

スタジオにワインとビールとトマトジュースを持ち込んでいたので、YJは床に座り込んではおもむろにレッド・アイを作り始めます。
レッド・アイを飲みながら程よく酔っ払いつつ、膝にかかえたギターで思い出した曲を弾き始めました。
J23は椅子に座ってベースを構え、YJが弾き始めた曲のベースラインを弾き始めます。

おもむろにRED EYEを作り始めるYJ。 RED EYEを呑み干しご機嫌な(?)YJ。



2年半前の”OneWayDrive!”初ライブの時に演奏した曲の中から何曲かやりました。
「I Remember You」や「Sweet Child O’Mine」など(私もハナモゲラで熱唱。ヨッパライや)。
「どうだっけ?」「あれ?」「忘れたぞ!」とか言いながらも楽しいセッションです。
ちょうどトライアングル状態に3人仲良く・・・。

「次はどんな感じの曲やってみようか」「このKey歌える?」セッションしながら、TRIUNITY次回作の話が出てきました。
酔っ払ってもちゃんとバンドの将来を考えるメンバー。美しいねぇ。
・・・で、どんな話になったかはナイショです。


今回の合宿で費やした時間は、厳しくも楽しい有意義なものでした。
これからのバンド活動にも大きな影響を与えるほど、意味の深いものになりそうな予感です。
楽しかったなー、ホント!!


こんな感じで、合宿レポートを終わりたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。(ほーら長かった)


2002.6.9.ロックの日! by mic

吾川村でできたmicのお友達♪

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